ウール糸を染める
ウール染色時のポイント
- ・ウールの精練を行いましょう(ムラの原因を防ぎます)
- ・ウールは急な温度変化をさけましょう、すすぎの時などもお湯で作業します(フェルト化の原因となります)
- ・還元力を強める為、ハイドロサルファイトコンクを使用します(換気の良いところで作業をしましょう)
- ・温湯で染めますので、加熱器具をご用意ください
ご用意いただく物
藍液10ℓで重さ250g(1綛)のウール糸を染める場合
- □ ウール糸 250g
- □ 大和藍 12.5g (糸の重さの5%)
- □ 液体モノゲンニュー 30cc (1ℓに3cc)
- □ ハイドロサルファイトコンク 20g (1ℓに2g)
- □ 染色酸C-200 50cc (1ℓに5cc)
- □ ウールフィックスNSN 7.5g (糸の重さの3%)
- □ 藍液用お湯 10ℓ (40倍浴)
- □ ステンレスボールor鍋 2~3個
- □ ガスコンロ
- □ 温度計
- □ 染色棒
- □ ゴム手袋
- □ はかり
- □ ビーカー
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① まず精錬を行います。
ボールに40℃のお湯10ℓを準備し液体モノゲンニューを30cc入れます。(約キャップ6杯) -
- ② ウール糸を入れ、40~50℃を保ち、約10分間煮ます。
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- ③ 軽くすすぎ、精錬完了です。
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④ 次に藍液を作ります。
40℃のお湯を1ℓと9ℓに分けて準備します。 染める糸の5%の重さの大和藍を計量します。 粉が飛びますので、ビニール手袋をし、静かに計量してください。 今回は糸の重さが250gですので大和藍は 12.5gになります。 -
- ⑤ 大和藍をボールにそっと入れます。
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- ⑥ 40℃のお湯1ℓを少しずつ入れます。
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- ⑦ 底をさわって粒がなくなるまでゆっくりと3分間かき混ぜます。
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- ⑧ ザラザラした粒がなくなったら、残りの40℃のお湯9ℓを入れます。
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- ⑨ ハイドロサルファイトコンクを20g入れます。
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- ⑩ 藍液の温度を55℃まで上げます。これで藍液は完成です。
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- ⑪ 染色をおこなっていきます。55℃になった藍液に精錬をしたウール糸を入れます。
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- ⑫ 55℃を保ち、10分間染めます。この時、藍液は黄緑色をしています。
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- ⑬ 別のボールに40℃のお湯10ℓを入れ水中酸化させます。(約5分)水中酸化させる事で、綛(かせ)の中まで酸化が進みムラも少なくなります。水中に段々と色が出てきますが問題ありません。
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- ⑭ 染色酸C-200で発色処理を行います。40℃のお湯5ℓに染色酸C-200を50cc(約キャップ10杯) を入れます
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- ⑮ 約15分漬け込みます。
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- ⑯ 40℃のお湯で酸を軽くすすぎます。(2~3回くらいお湯を変えましょう)
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- ⑰ ウールフィックスNSNで色止めをします。50℃のお湯5ℓにウールフィックスNSN7.5g(約キャップ1.5杯)を入れます。
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- ⑱ 約5分煮ます。5分後、水洗いせず軽く脱水します。
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- ⑲ 干して完成です!